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zoom RSS 祖母と戦争。

<<   作成日時 : 2017/08/09 20:26   >>

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北朝鮮からのミサイル発射のニュースが速報で入って来るのも珍しいことではなくなり
世界情勢がなんとなく曇りはじめているように思えるこの頃、よく思いだすのは祖母から聞かされた戦争の話です。

「戦争だけは絶対にしてはいけない」
に加え、
「他人にお金を貸してはいけない」
「他人の保証人になってはいけない」
というのが
私が子どもの頃からしつこいくらいに聞かされた祖母の3か条でした。

幼いころ、祖父母とはとなり同士の家に住んでおり
中学生以降は2世帯住宅に住んでいました。
2世帯住宅になっても母の意向で祖父母の方からはこちらに来ることができない仕組みになっていたので
尋ねるのはもっぱらこちら側。
祖母のいる1階に行くたび、そのような話を聞かされたのを覚えています。

何度も、何十回も聞いた話ですが
「もうわかってる」と言えない私は毎回最後まで祖母の話を聞きました。

戦争でたくさんの人が命を落としたこと、女学校ではなぎなたで訓練をしたこと。
つらなって逃げていた時に、祖母の後ろの方にいた同級生は亡くなったこと。
つらい思いをするばかりでいいことは一つもないこと。
絶対に繰り返してはいけないこと。
小学生の頃から家族旅行で何度か原爆ドームにもおとずれていたのもあり
戦争の話は私にとってとても身近でした。

「絶対に戦争はしたらいかん。」

祖母は決していい母親ではなかったと私の叔母は言います。
私にとっても相いれない部分はありました。
身内であっても平気で差別心をあらわにする人でもありました。

けれど大人になって、主人が戦争の話を身近な人からこんこんと説かれたことがないというのを聞いて
そういう話を聞かされて育った環境は貴重なのかもしれないと考えるようになりました。


祖母も、大正生まれだけど病気で徴兵をまぬがれた祖父も、この世にはもういません。
私にはもう戦争の話を経験したものとして生々しく話してくれる身内はいないのです。

「絶対に戦争はしたらいかん。」


その声だけが響いています。

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